「サードメディスンを学ぶといいこと」というタイトルで
4回シリーズで書いています。
今回は3回目です。
精力的で白黒はっきりつけたい傾向がある方に特に読んでいただきたいと内容です。
自分の体験から
私はサードメディスンに出会った時にグラフの4箇所のうち、いつも凹んでいた部分があります。
流れを良くして滞りをなくす、活性化させる作用がある箇所です。
自分はいつもまわりに気を遣ってしまう、本当はこうしたいと思うことがあるのになかなか
言い出せなかったり、行動に移せなかったりする。
とにかく敵を作りたくない、人に嫌われたくないという思いから我慢をしたり、言葉を飲み込んだり。
思うように行動できなくてますます腰が重くなっていくというスパイラルにはまり
ストレスを溜めていってしまう傾向にあったのはこの部分の凹みが関係していたのだと思います。
逆に言うと、この部分が伸びている方は、意思が強く、自分の意見がはっきりしていて
しかも自分の意見を表現することが得意です。
目標達成のために情熱を傾け、精力的に活動することができるパワーに溢れた方であるということ。
自分の意見を言えずにモジモジしたりうじうじ悩んだりということはまずないのですね。
ただその反面、グループや仲間がいる環境ですと、少し協調性に欠ける場面があったり、自分の考えを
なかなか曲げられない頑固さがでてしまうところもあるかもしれません。
そうなってくるとそれはそれで周りとの関係性を考えると別な意味でストレスになってきます。
自分のその傾向を知る
私はある時期からいつも凹んでいたこの部分がぐんと伸びて突出するようになったことがあります。
ずっと伸びない伸びないと悩んでいた部分がいざ伸びてくると、周囲に対する感覚で
楽になったこともありましたが、辛い部分も出てきました。
それは自分の中に闘争本能のようなものが宿り、常に自分を駆り立てるものがあるような
落ち着かない感覚で、挙げ句の果てには少しイライラしてしまう感じでした。
心穏やかではない状態ですので当然、体がこわばる感じで懲りもあり、呼吸が浅くなり、視野も狭くなる。
その時の状態は思いがけず自分が想像していたより辛く、
この感覚は体験してみてまさにわかるものだと思いました。
自分を整えることで変化する自分を知る
このような状態の時にはなるべく心を落ち着けて、リラックスさせること。
細胞ひとつひとつ緩ませてあげるような時間が必要です。
それはあまり熱くないぬるめのお風呂にゆったりと入ることだったり、
体を緩ませる効果のある好みのセラピーを受けることだったり、
時には瞑想の時間を作ることもいいと思います。
瞑想とは何もヨーガの手法のものだけではなく、一心不乱に何かをすること、例えば料理もそうですし、
手を動かす編み物だって瞑想になります。
積極的でありたい、エネルギー溢れるようなパワフルな活動をしたいと思っても
それが行き過ぎれば体にも精神にも負担をかけることになります。
私はその自分の状態とサードメディスンのグラフの状態をリンクさせることにより
身をもってその感覚を体験することができました。
そして自分の中でバランスをとるということがいかに必要なことかを実感しました。
ちょっと肉食系、負けるのが嫌で闘争本能を駆り立てられる傾向があるあなた、
体のコリを感じたり時に呼吸が浅くなったりすることはありませんか?
瞑想をするだけでなく食事や運動でもバランスを整えられる方法があります。
それだけではありません。
サードメディスンはいろいろなことに活用ができます。
医療機関、教育機関、小売店の仕事に。
アロマサロン、整体、カイロなどの施術時に。
カウンセリング、管理栄養士、フードアドバイザー、スポーツトレーナーの方に。
個人利用では、妊活、子育て、介護、健康管理、自己啓発、運動能力の向上などに。
そのほか、まだまだ活用の場を秘めていると思います。
そんなサードメディスンを学んでみる価値はあると思いませんか。
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