睡眠

睡眠の話その1 寝る間を惜しまない

皆さま、明けましておめでとうございます。

年が明けてあっという間に10日以上たってしまいましたが

お正月休みで発見したことの一つに「睡眠負債!」が。

目覚まし時計をかけないで寝たら、目が覚めないこと

普段より1時間〜1時間半多く寝ていました。

目が覚めたら10時だったなんて日もありました。

やっぱりあったか「睡眠負債」自分にも。

負債というと何かネガティブなイメージなので

良い眠りを得るための指標となるものとして向き合っていこうと思います。

そもそも睡眠とは

人間が生命活動を維持するためになくてはならないもの。

睡眠によって1日の疲れを癒し、心身のメンテナンスを行うことで

明日への活力をチャージすることができる。

朝になると目覚めて日中に活動し、夜になると眠くなって睡眠をとるという1日の生体リズム。

これは私たちの遺伝子に昔から刻み込まれているもので私たちが持つ体内時計によって

コントロールされているものです。

現代の睡眠状況は

本来なら朝目覚めて日中に活動し、夜になったら心地よい疲れとともに眠りに落ちるというのが

わざわざ意識するまでもなく行われる自然の生活パターンです。

しかし、今ではその自然のことが難しくなってきています。

毎日、長い通勤時間をかけているにもかかわらず、夜遅くまで残業をして深夜に帰宅するビジネスマン。

学校の授業の後に塾や習い事で帰宅が遅くなる、あるいはアルバイトで深夜に帰宅なんていう学生も。

それらの人々に応えるように飲食店やコンビニも遅くまで営業します。

深夜の食事には困らないけれど眠りにつく時間はどんどん遅くなります。

でも翌日の仕事や授業の開始時間は変わらないので結果として睡眠時間が否応なく削られる。

睡眠時間が普通にとれていますと答える人に時間を聞いてみると5時間〜6時間だったりします。

確かにあまり眠らないでも大丈夫な遺伝子を持つヒト、ショートスリーパーも中にはいるそうです。

でも一般的には、10代〜20代では8時間、30代以上でも7時間は眠りたいところ。

寝不足が続けば確実に翌日のパフォーマンスが下がりそうですね。

何かを得るために何かを諦める時もあります。

優先させるものを決めましょう。

少なくとも不足した睡眠時間をカバーできるまでは。

自分なりに睡眠をコントロール

どのような生活パターンを送っているかによって眠る時刻や睡眠時間も変わってきます。

私は今毎日、就寝と起床の時刻、睡眠時間を記録していますが

仕事や家事の時間など、1日のスケジュールを考慮しながら自分にあったより良い睡眠のパターンを

見出し、実践していけるといいと思います。

例えば忙しくて睡眠時間をできるだけ短くしたいという場合は午後10時から午前2時頃の

睡眠のゴールデンタイムを取り入れて効率よく睡眠をとるといいですね。

同じ睡眠時間でもこのゴールデンタイムを取り入れるのと入れないのでは

睡眠の深さや疲労の回復度が変わってくるようです。

長く睡眠時間を取れる方でも、今日は7時起き、明日は休みだから遅く寝て10時起きのように

あまりリズムを変えないこと。

眠るのが遅くなってしまったとしてもいつもと同じ時間に起きて、睡眠不足は昼寝で補うとか

次の日に早く寝るなどして調節する方が良さそうです。

寝る間を惜しまない

おそらく誰でも睡眠の必要性、重要性はわかっていても

ついついテレビやスマホを見続けてベッドに入る時間を過ぎてしまうとか

夜勉強や仕事、あるいは読書にとりかかったらもう少し、もう少しと夜遅くまで

やり過ぎてしまうことなどあるかもしれません。

しかし脳は長時間連続して高速回転ができません。

起きている時間が長くなるほど脳の働きは落ちて効率が悪くなると言えます。

ですので寝る間を惜しむのはやめましょう。

翌朝のスッキリした目覚めを想像しながら思い切っていつもより早めに寝てみることを続けたら

いつの間にか負債も解消、本来の体のリズムを取り戻すことができるかもしれません。

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