睡眠

睡眠の話その2 質の良い睡眠

睡眠の話2回目はまず睡眠の基礎的なことを押さえておきたいと思います。

眠りっていろいろなところで注目されてきている気がします。

先月見かけた京橋に新しくオープンした都内4軒目「ホテルレム」のポスター。

キャッチコピーは「客室は寝室」「眠りをデザインするホテル」など。

心地よい眠りのための数々の工夫がされている、眠れるホテルです。

「テンポラリースリープ(仮眠)スタイル」採用というのも気になります。

夜になって眠くなって寝るのは普通のことですが、もっと踏み込んで

五感を感じながら質の良い快適な眠りを提供しますというものでしょうか。

睡眠の役割

睡眠のもっとも大きな役割は脳と体に休養を与えることです。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

これって習ったばかりの頃は働きが今ひとつ入ってきませんでしたが

FITBITで睡眠の波形をみたり、パーセント表示で睡眠の内容をみるとよくわかるようになりました。

レム(REM)はRapid Eye Movementの略で急速な眼球運動を伴う眠りのこと。

レム睡眠時にはほんとうに眼が動いているのです。

専門機関で行う睡眠検査では、後頭部や顎のほか眼の動きがわかるように

センサーを何本も取り付けて検査します。

レム睡眠時は脳の活動レベルが高く、自律神経の働きも高めで血圧も比較的高く

脈拍も速めですが筋肉は弛緩した状態です。

すなわち体が休まる時間です。

そして夢はこのレム睡眠時にみるもので、起きているときに脳にインプットされた情報を整理したり

記憶を固定したりする作用があると考えられているそうです。

 

逆にノンレム睡眠時は脳の活動が低下し、自律神経の働きも低くなり、代謝も落ちてきます。

筋肉は起きている時ほど緊張はしていませんがレム睡眠時のように完全に弛緩はしていません。

ノンレム睡眠時は深部体温を低下させ、脳の冷却のために身体から熱が放され、寝汗をかくのが特徴です。

脳を休めるための眠りなので知覚、随意運動、思考、推理、記憶などをつかさどる大脳皮質や、

身体を活発に活動させる時に働く交感神経などを休ませています。

レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返すことで脳と体両方の疲れをとっているわけですね。

これは哺乳類や鳥類など一部の動物特有の睡眠スタイルのようです。

そして脳が発達している人間はその中でもノンレム睡眠の中の深い睡眠状態の時間が長いそうです。

質の良い睡眠のために

質の良い睡眠の判断の基準はというと、日中元気に活動できること。

働いている人であれば1週間が始まり、昼間の眠気がなく週末まで元気に過ごせることが

適当な睡眠時間であり、なおかつ質の良い睡眠をとれているということになりそうです。

睡眠時間はいたずらに長くとればいいというわけではないけれど

だからと言って内容が良ければ4時間5時間でもいいというわけではない。

ある程度のレム睡眠、ノンレム睡眠、深い睡眠、浅い睡眠全ての時間が必要と言えます。

他にも日中ストレスを貯めないことや

適度に体を動かしたり運動したりして、多少体に負荷をかけること

活動するための交感神経を休ませ、休息に入る副交感神経を高めることなど

眠りという夜の儀式のためにできることはたくさんあると思います。

夜いろいろやることがあり、寝るのが遅くなってしまった。

ついテレビやスマホを見ていて寝るのが遅くなってしまった。

これは夜やることやテレビやスマホの時間が優先され、残った時間を睡眠に当てていると言えます。

それを一度やめて、眠る時間をあらかじめちゃんと確保しておき、残りの時間でやれることをやるように

する、そしてそれを習慣にすれば、つい寝る時間が遅くなり睡眠不足などということはなくなります。

睡眠ということを単体で考えるのではなく、運動だったり、食事だったり行動だったりを

ひっくるめて、それこそ1日の生活全体をあなたなりにデザインできたらいいですね。

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